Sunday 朝の君が好き


昨日の午後10時から午前12時頃まで居眠りしてしまったが
ばっさんに激怒、叱咤される夢を見てしまい、飛び起きた。
雇用主が何用で、僕の夢に出てくる?と首を傾げつつ、
それ以降は作業をしつつ、本読んだり、音楽聞くしてたら
もう夜も更け、朝日が昇ってきそうだった。


朝日を拝もうと思い立ち、コーヒーを入れなおして外へ!
山の瀬より今にも朝日が出てこようとしていた。
今日も蜂蜜が入ったコーヒーを一口一口飲みつつまつ。


そうして、思い出したが牛一の言葉だ。
牛一とは、「信長の棺」という小説の主人公だ。
信長に連れ添い、全てを記録する役目を負った人の物語。


信長の棺

信長の棺


フィクションであるため、真実ではない可能性が高いが
信長が姫路城に天守閣を作ったのは、帝を京都から向い入れ
ともに天を見守るため、つまり天体観測を行うためであったと。
遠方を見渡す防衛的な意味ではなかったということだ。


京都は周囲を山で囲まれるという盆地である。
そのため山に隠れて、正確に日の出や月の出、星の出が
いつ、どの方角から出てきているのか分からないため、
信長はそのような場所から平地に帝を連れていき、天に
最も高い天守を作ったのだと。


実際こうして朝日を待っていて、なるほどと思ったのだ。
そうしていざ朝日が出てくると、とてもすがすがしい。
それはまさに植物が光合成を行い、栄養素を作り出すように
僕自身も太陽の光を浴びて、この気持ちを醸成するような
感覚だ。そして、先日買ったアルバムのSundayという曲が
頭の中で流れてきて、まさに素晴らしい時間だった。


へヴィな夜だったけど、朝の君が大好き


少しずつ良さが分かってきた。
また今日も生きていけそうだ。