Sunday 朝の君が好き
昨日の午後10時から午前12時頃まで居眠りしてしまったが
ばっさんに激怒、叱咤される夢を見てしまい、飛び起きた。
雇用主が何用で、僕の夢に出てくる?と首を傾げつつ、
それ以降は作業をしつつ、本読んだり、音楽聞くしてたら
もう夜も更け、朝日が昇ってきそうだった。
朝日を拝もうと思い立ち、コーヒーを入れなおして外へ!
山の瀬より今にも朝日が出てこようとしていた。
今日も蜂蜜が入ったコーヒーを一口一口飲みつつまつ。
そうして、思い出したが牛一の言葉だ。
牛一とは、「信長の棺」という小説の主人公だ。
信長に連れ添い、全てを記録する役目を負った人の物語。
- 作者: 加藤廣
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: 単行本
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フィクションであるため、真実ではない可能性が高いが
信長が姫路城に天守閣を作ったのは、帝を京都から向い入れ
ともに天を見守るため、つまり天体観測を行うためであったと。
遠方を見渡す防衛的な意味ではなかったということだ。
京都は周囲を山で囲まれるという盆地である。
そのため山に隠れて、正確に日の出や月の出、星の出が
いつ、どの方角から出てきているのか分からないため、
信長はそのような場所から平地に帝を連れていき、天に
最も高い天守を作ったのだと。
実際こうして朝日を待っていて、なるほどと思ったのだ。
そうしていざ朝日が出てくると、とてもすがすがしい。
それはまさに植物が光合成を行い、栄養素を作り出すように
僕自身も太陽の光を浴びて、この気持ちを醸成するような
感覚だ。そして、先日買ったアルバムのSundayという曲が
頭の中で流れてきて、まさに素晴らしい時間だった。
へヴィな夜だったけど、朝の君が大好き
少しずつ良さが分かってきた。
また今日も生きていけそうだ。