-愛こそは全て-
僕もちょっと締めてみる。まだ10日あるけど。
思えば、今年は僕の中ではもっとBIGな年になる予定だった。
なぜなら、03年に僕が見逃した伝説を巻き起こしたやつらの
新作がリリースされる予定だった。三年待った。
そうradioheadだ。
そんな彼らの年内リリース中止の一報とともに、フロントマン
トムによるソロアルバムリリースが決定した。落胆と衝撃だった。
ソロワークはしないはずだった彼が。彼の生み出す曲を聴ける
という喜び半面、何故radioheadではないのかが疑問だった。
とにかく今年はそんな衝撃が走った一年で、来年こそは!!という
期待が強い。ソロワークを行ったことで、トムも自信を取り戻した
と語ったし、現在行われているであろうレコーディングに何か
いい影響があればいいなと思っている。
落胆した僕は、何というか周回遅れの猪に例えられる。
身近な玄人や雑誌の意見を取り入れながら、今年発売というもの
よりは、昨年以前に発売されたものをようやく買ったりもして
「あぁ、やっぱり素晴らしい」と聞き惚れる生活。
その中でも、Postal Serviceの感動は忘れない。
おっきなCDショップを何件も走り回るという苦労が多い中で
得られた感動はヤヴァイ。この前アメリカにいったら、苦労して
手に入れたこやつですらも陳列されていたため、是非手にとって
みてほしい作品ですね。
後クラシックの話ですが、バッハ。
「ゴールドベルク協奏曲」っていうものがとても気に入った
そして、僕自身今年最大の、こいつと出会えてよかったと思って
いるのは、愛こそは全て、LOVE IS ALLだ。
- アーティスト: Love Is All
- 出版社/メーカー: What's Your Rupture
- 発売日: 2006/03/28
- メディア: CD
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初めて出会ったときは、彼らのスーパーテンションと容易に分かる
フレーズに押されていたが、最近はゆったりテンポのしっとり系の
方がとてもグッと来る。特に最近では、専らTurn the Radio Offが
僕のドツボを捉えて放さない。Busy Doing Nothingのオクターブが
上がる部分も堪らない。スウェーデンからの素敵な贈り物を堪能した。
玄人がBestDiscにあげたヤーヤーヤーズといい、女性ボーカルに
やられた一年だった。
後、今年のMusic Lifeの中でyoutubeの存在は大きい。
年の初めには、一部のマニアで盛り上がっている存在だったのが
ジワジワと火がつき、後は二次関数の曲線をなぞるように加速度は
ましていき、しまいにGoogleが買収するまでに至る。
あれで僕の消費スタイルも少し変わったことも事実だ。