-愛こそは全て-


僕もちょっと締めてみる。まだ10日あるけど。


思えば、今年は僕の中ではもっとBIGな年になる予定だった。
なぜなら、03年に僕が見逃した伝説を巻き起こしたやつらの
新作がリリースされる予定だった。三年待った。
そうradioheadだ。


そんな彼らの年内リリース中止の一報とともに、フロントマン
トムによるソロアルバムリリースが決定した。落胆と衝撃だった。
ソロワークはしないはずだった彼が。彼の生み出す曲を聴ける
という喜び半面、何故radioheadではないのかが疑問だった。


とにかく今年はそんな衝撃が走った一年で、来年こそは!!という
期待が強い。ソロワークを行ったことで、トムも自信を取り戻した
と語ったし、現在行われているであろうレコーディングに何か
いい影響があればいいなと思っている。


落胆した僕は、何というか周回遅れの猪に例えられる。
身近な玄人や雑誌の意見を取り入れながら、今年発売というもの
よりは、昨年以前に発売されたものをようやく買ったりもして
「あぁ、やっぱり素晴らしい」と聞き惚れる生活。
その中でも、Postal Serviceの感動は忘れない。
おっきなCDショップを何件も走り回るという苦労が多い中で
得られた感動はヤヴァイ。この前アメリカにいったら、苦労して
手に入れたこやつですらも陳列されていたため、是非手にとって
みてほしい作品ですね。
後クラシックの話ですが、バッハ。
「ゴールドベルク協奏曲」っていうものがとても気に入った


そして、僕自身今年最大の、こいつと出会えてよかったと思って
いるのは、愛こそは全て、LOVE IS ALLだ。


Nine Times That Same Song

Nine Times That Same Song


初めて出会ったときは、彼らのスーパーテンションと容易に分かる
フレーズに押されていたが、最近はゆったりテンポのしっとり系の
方がとてもグッと来る。特に最近では、専らTurn the Radio Offが
僕のドツボを捉えて放さない。Busy Doing Nothingのオクターブが
上がる部分も堪らない。スウェーデンからの素敵な贈り物を堪能した。
玄人がBestDiscにあげたヤーヤーヤーズといい、女性ボーカルに
やられた一年だった。


後、今年のMusic Lifeの中でyoutubeの存在は大きい。
年の初めには、一部のマニアで盛り上がっている存在だったのが
ジワジワと火がつき、後は二次関数の曲線をなぞるように加速度は
ましていき、しまいにGoogleが買収するまでに至る。
あれで僕の消費スタイルも少し変わったことも事実だ。