[News]輪島塗


昨今、輪島塗の生産額が低下しているのと言うのを聞いている。
それは別に輪島塗に限ったものではなく、各地の伝統産業にも
大方当てはまることであろうと思う。


原因はいくつかあるが、不況の影響もあれば、後継者不足という
こともあげれられる。調べてみると、輪島塗のノウハウを伝えて
いく仕組みとして、徒弟制度を採用しているようです(どっかで
きいたことあるような♪現在、より良いものにするため検討中)


年季奉公という身分から始まり、年季明けや礼奉公へと徐々に
位が上がっていくらしい。最初の年季奉公というものだけでも
四年はかかり、仕事といえば雑用である。厳しくかつ苦しいもの
である。


そうした輪島塗が、携帯の着せ替えパーツに利用されているニュース
を発見する。


「携帯に本物の手触り」〜輪島漆のカスタムジャケット - ITmedia Mobile


写真を見る限りは、結構シックな感じでしぶいですな★
非常に長い伝統を持つだけに、こうした試みをすることに対して
好意的でない人もきっといるでしょう。
「輪島塗の技術は、こんなものに使うものじゃないっ!!」みたいな。


僕自身輪島塗の漆器を大切にしてきた婆ちゃんとか、母さんとかを
見てきていますし(正月とか、めでたい時用に使う食器です)また
きれいな食器でおいしい食事をいただくと、気分も良いし、おいしく
感じると父親がいっていたこともありました。


だから、この試みで、輪島塗と言う産業が今後も継続していけるように
その良さを理解してもらえればと考えています。まぁ、こんなこといって
おいて、上記に言ったようにあまり使わないので、僕自身も良く見た
ことあるわけではないのですがね。帰省した時にでもみせてもらおう
かね★



輪島塗について詳しく知りたい方は、以下のサイトへどうぞ。
石川県が持つデジタルアーカイブ、「石川新情報書府」でございます。
http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/wajima/index2.html